公認心理師現任者講習会のテキストが届きました。
このサイズだとは思いませんでした!わりと見やすい。
内容については色々な意見も出ているようですが、あくまで講習会のためのテキストですからね・・・。
個人的にはこのボリュームでこの値段は良心的だと思います。
私は講習会に出ないので、(講習会で取り上げられる内容を知れるという点で)安心感を買った感じでもあります。
これ一冊で公認心理師の国家試験対策になるかと言われると、特に基礎心理については不十分だと思いますが、それ以外の部分については広く浅くカバーできるのではないでしょうか。
基礎心理の勉強は心理学検定のテキストを使って学習するのがおススメです。
公認心理師現任者講習会テキストの良いところを挙げるとしたら、各単元の最後にあるチェックリスト!
これは非常に役に立つし、試験問題にも繋がってくると思います。
例えば、
「秘密保持について説明できる」
→公認心理師の秘密保持に関する規定のうち、正しいものはどれか?
「チーム医療について説明できる」
→チーム医療に関する次の記述のうち、適切なものはどれか?
みたいな感じで模擬問題を作ることが出来そうです。
ひとつ作ってみましたのでLet’s try!
1.公認心理師法では、資質の向上の責務として相談援助に関する知識及び技能の向上に努めなければならないと規定されている。
2.公認心理師法は、公認心理師の資格を定め、その業務の適正を図ることで国民の心の健康の保持増進に寄与することを目的とすると規定されている。
3.公認心理師は、秘密保持の義務があるが、クライエントが第三者への危害をほのめかした場合には、直ちに秘密保持義務は免除されると規定されている。
4.公認心理師法では、公認心理師が信用失墜行為をした場合、半年以下の懲役または20万円以下の罰金に処されると規定されている。
5.公認心理師法では、公認心理師は、5年に一度の厚生労働省もしくは文部科学省が定めた研修を受けなければならないと規定されている。
正解は最後に!
このチェックリストの項目、全部で137個あるんですよね。
公認心理師の国家試験の問題は150~200問と言われています。
この137個を抑えて、あとは基礎心理を入れるといい感じの問題数になりそうな気もしたり・・・。
というわけで、学習グループ第一弾は現任者講習会のテキストで模擬問題を作ろうかなと考えています。
上の私が作った問題のような感じで。
各自の負担は5問。
テキストの内容をざっくりと分類しましたので、以下の中から好きなところを選んでもらい、5問作っていただけたらと思います。
- 公認心理師の職責
- 関係行政論(保健医療)
- 関係行政論(福祉)
- 関係行政論(教育)
- 関係行政論(司法・犯罪)
- 関係行政論(産業・労働)
- 精神医学を含む医学(心身機能と身体構造及び様々な疾病や障害)
- 精神医学を含む医学(がん、難病などの心理に関する支援が必要な主な疾病)
- 精神医学を含む医学(精神疾患総論)
- 精神医学を含む医学(向精神薬をはじめとする薬剤による心身の変化)
- 精神医学を含む医学(医療機関との連携)
- 心理的アセスメントと支援(心理的アセスメント)
- 心理的アセスメントと支援(支援)
5問について選択肢を5個考えるという非常に楽な?ものです。
もし参加しても良いという方はご連絡下さい!
DM(ツイッター)やこのブログのお問い合わせからでも構いませんが、できればkouninshinrishi2017@gmail.comへ直接メールをいただけると助かります。
とりあえず講習会のテキストを参考にオリジナル問題を作るので著作権には引っかからないと思いますが、オンラインクイズのページは参加者のみのクローズドなものにする予定です。
オリジナル問題を作成するための資料として、参加して下さる方にはチェックリストをエクセルで一覧にしたものを共有したいと思います。
仕事がお忙しい方、産休中や育休中などで「みんなに迷惑がかかるかも?」と思って学習グループへの参加をためらっていらっしゃる方がいましたら、それは全く気になさらないでください!
問題を5問作成するというノルマはありますが、一週間に1問といったペースでも構いません。ご自分のペースでご参加いただけます^^
ちなみに・・・問題の答えは、「2」です。
簡単でしたかね(^^;
学習グループにおいて、各自が負担すること、メリット、著作権のことなどなどはコチラの記事もご確認下さい。