ココロのしわざ図鑑

「後知恵バイアス」とは?あとから「わかっていた」と思う心理

gumix
認知・判断系N ★☆☆☆

「後知恵バイアス」とは?あとから「わかっていた」と思う心理

 

「後知恵バイアス」の意味をひと言でいうと

結果を知った後で「そうなると思っていた」と、まるで予測できていたかのように感じる心理です。

あるある!こんな場面ありませんか?

  • 試合の結果を知ってから「絶対勝つと思ってた」と言う
  • 株価が下がった後で「やっぱり下がると思ってたんだよね」と後から言う
  • ニュースの事件を見て「起きるべくして起きた」と、まるで予見していたかのように語ってしまう

なぜ起きる?心理学的なメカニズム

人は結果を知ると、その結果に至る情報だけを重視して記憶を再構成し、あたかも最初から予測できていたかのように感じてしまいます。バルーク・フィッシュホフが1975年の実験で実証し、「知っていた効果」とも呼ばれます。専門家による将来予測の事後評価や、医療過誤の検証など、結果論になりやすい場面で注意すべき認知バイアスとして知られています。

公認心理師試験でおさえておきたいポイント

確証バイアスと合わせて「判断の歪み」分野で頻出です。臨床場面でも、クライエントが「あの時こうすればよかった」と過度に自分を責める場面の理解に役立ちます。

理解度チェック

Q. 結果を知ってから「予測できていた」と感じてしまう心理は?

A. 後知恵バイアスです。

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ABOUT ME
公認心理師ドットコム
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大学教員/公認心理師/臨床心理士/生成AIパスポート/ペンギン本シリーズ(翔泳社)執筆者のひとり。著書に『こころの道具箱 臨床心理学エッセンス203』(KADOKAWA)など。 2017年に、公認心理師を目指す人のための情報サイト「公認心理師ドットコム」を開設しました。これまでは試験対策を中心に発信してきましたが、リニューアルを機に、「心理学をゆるく知る。公認心理師をちゃんと知る。」をテーマにサイトを一新。 心理学用語や心理学者をキャラクターや物語で楽しく紹介する図鑑のほか、公認心理師を目指すための学び、資格取得後の仕事や働き方についての情報をお届けしています。
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