「カクテルパーティ効果」とは?雑音の中でも名前が聞こえる心理

gumix
知覚・注意系R ★★☆☆

「カクテルパーティ効果」とは?雑音の中でも名前が聞こえる心理

「カクテルパーティ効果」の意味をひと言でいうと

たくさんの音や会話が同時に存在する環境でも、特定の会話に注意を向けたり、自分に関係の深い言葉に気づいたりする現象です。

あるある!こんな場面ありませんか?

  • 賑やかな飲み会で、自分の名前が聞こえて気づく
  • 複数の会話の中で、好きなアーティストの名前だけが耳に入る
  • 駅や商業施設のアナウンスの中で、自分の行き先や目的の情報に気づく

なぜ起きる?心理学的なメカニズム

人間の注意には、意識的に向けられる「選択的注意」と、無意識のうちに重要な情報を検知する仕組みの両方が働いています。コリン・チェリーが1953年に行った両耳分離聴の実験で、聞いていないはずの耳の会話からでも自分の名前には気づくことを示し、この現象を報告しました。すべての情報を均等に処理しているのではなく、意味的に重要な情報だけをフィルタリングしていることを示す代表例とされています。

公認心理師試験でおさえておきたいポイント

注意の選択的機能・実験者名(コリン・チェリー)は頻出です。ブロードベントの初期選択モデルなど、注意の情報処理モデルとあわせて出題されます。

理解度チェック

Q. 騒がしい中でも自分に関係のある言葉に気づく現象を何という?

A. カクテルパーティ効果です。

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ABOUT ME
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大学教員/公認心理師/臨床心理士/生成AIパスポート/ペンギン本シリーズ(翔泳社)執筆者のひとり。著書に『こころの道具箱 臨床心理学エッセンス203』(KADOKAWA)など。 2017年に、公認心理師を目指す人のための情報サイト「公認心理師ドットコム」を開設しました。これまでは試験対策を中心に発信してきましたが、リニューアルを機に、「心理学をゆるく知る。公認心理師をちゃんと知る。」をテーマにサイトを一新。 心理学用語や心理学者をキャラクターや物語で楽しく紹介する図鑑のほか、公認心理師を目指すための学び、資格取得後の仕事や働き方についての情報をお届けしています。
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