「確証バイアス」とは?自分の考えに合う情報ばかり集めてしまう心理
gumix
公認心理師ドットコム

自分が何をしても状況を変えられない経験が続くことで、「どうせ何をしても変わらない」と学習し、行動する意欲を失ってしまう心理です。
何度改善提案をしても取り合ってもらえず、やがて提案すること自体をやめてしまう。
何をしても叱られる経験が続き、「どうせまた怒られる」と新しいことに挑戦しなくなる。
勉強方法を工夫してもテストの点が上がらない経験が続き、「勉強しても無駄だ」とあきらめてしまう。
自分の行動では避けたり変えたりできない不快な経験が続くと、「何をしても結果は変わらない」と学習することがあります。
その結果、あとから自分の行動で状況を変えられるようになっても、行動を起こしにくくなることがあります。
学習性無力感は、1960年代にマーティン・セリグマンとスティーブン・マイヤーらが行った動物実験から研究が進みました。
その後、人の抑うつを理解するための心理学的モデルの一つとしても発展していきました。
セリグマンはのちに、人の弱さだけでなく強みや幸福にも注目するポジティブ心理学の発展にも大きく関わっています。
「自分の行動では結果をコントロールできない経験」
↓
「何をしても変わらないという学習」
↓
「その後の行動や努力の低下」
という流れを押さえておくと理解しやすいです。
セリグマンの名前や、抑うつを説明する心理学的モデルとの関連もあわせて整理しておきましょう。
人物編の「マーティン・セリグマン」とつなげて覚えると理解しやすくなります。
理解度チェック
A. 学習性無力感です。