社会・集団系R ★★☆☆
「ピグマリオン効果」とは?期待されると伸びる心理
「ピグマリオン効果」の意味をひと言でいうと
他者から期待をかけられると、それに応えるように成果が伸びる心理です。
あるある!こんな場面ありませんか?
- 先生に「君はできる」と言われ続けた生徒の成績が伸びる
- 上司から期待されていると感じると、仕事へのモチベーションが上がる
- 「あなたなら大丈夫」と言われると、実際に力を発揮しやすくなる
なぜ起きる?心理学的なメカニズム
期待をかけられた側だけでなく、期待する側の関わり方(声かけ・フィードバックの質や量)が無意識に変化し、それが結果的にパフォーマンス向上を後押しします。ロバート・ローゼンタールとレノア・ヤコブソンが1968年に小学校で行った実験(教師期待効果)で実証されました。反対に、期待されないことで成果が下がる現象は「ゴーレム効果」と呼ばれます。
公認心理師試験でおさえておきたいポイント
ゴーレム効果とセットで教育心理学の分野で頻出です。教師や支援者の関わり方の影響として重要なテーマです。
理解度チェック
Q. 期待をかけられることでパフォーマンスが向上する効果を何という?
A. ピグマリオン効果です。
ABOUT ME
大学教員/公認心理師/臨床心理士/生成AIパスポート/ペンギン本シリーズ(翔泳社)執筆者のひとり。著書に『こころの道具箱 臨床心理学エッセンス203』(KADOKAWA)など。
2017年に、公認心理師を目指す人のための情報サイト「公認心理師ドットコム」を開設しました。これまでは試験対策を中心に発信してきましたが、リニューアルを機に、「心理学をゆるく知る。公認心理師をちゃんと知る。」をテーマにサイトを一新。
心理学用語や心理学者をキャラクターや物語で楽しく紹介する図鑑のほか、公認心理師を目指すための学び、資格取得後の仕事や働き方についての情報をお届けしています。