社会・集団系N ★☆☆☆
「バンドワゴン効果」とは?みんなが選ぶと良く見える心理
「バンドワゴン効果」の意味をひと言でいうと
多くの人が支持している、選んでいるという情報によって、その選択肢がより魅力的に感じられ、自分も選びたくなる現象です。
あるある!こんな場面ありませんか?
- 行列のできるお店を見ると、気になって並びたくなる
- 「人気No.1」「売上ランキング1位」と書かれていると、つい選んでしまう
- SNSで話題になっている商品やサービスを、試してみたくなる
なぜ起きる?心理学的なメカニズム
「多くの人が選んでいる」という情報は、意思決定の労力を減らす簡便な手がかり(社会的証明)として機能します。これは同調やアンカリング効果とも近い性質を持ち、経済学者ハーヴェイ・ライベンスタインが1950年に消費者行動の文脈で理論化しました。マーケティングの分野では、ランキング表示やレビュー件数の提示など、意図的にバンドワゴン効果を利用した手法が広く使われています。
公認心理師試験でおさえておきたいポイント
同調・社会的証明の概念とセットで、消費者心理・マーケティング心理学の文脈で問われることがあります。
理解度チェック
Q. 多くの人が選んでいると、自分もその選択肢を選びたくなる現象を何という?
A. バンドワゴン効果です。
ABOUT ME
大学教員/公認心理師/臨床心理士/生成AIパスポート/ペンギン本シリーズ(翔泳社)執筆者のひとり。著書に『こころの道具箱 臨床心理学エッセンス203』(KADOKAWA)など。
2017年に、公認心理師を目指す人のための情報サイト「公認心理師ドットコム」を開設しました。これまでは試験対策を中心に発信してきましたが、リニューアルを機に、「心理学をゆるく知る。公認心理師をちゃんと知る。」をテーマにサイトを一新。
心理学用語や心理学者をキャラクターや物語で楽しく紹介する図鑑のほか、公認心理師を目指すための学び、資格取得後の仕事や働き方についての情報をお届けしています。