「内集団ひいき」とは?身内に甘くなる心理

gumix
社会・集団系SR ★★★☆

「内集団ひいき」とは?身内に甘くなる心理

「内集団ひいき」の意味をひと言でいうと

自分が属する集団のメンバーを、そうでない人より好意的に評価してしまう心理です。所属する集団をひいきすることで、自分のアイデンティティを守ろうとする心の働きでもあります。

あるある!こんな場面ありませんか?

  • 同じ出身校というだけで、初対面でも親近感を持つ
  • 自分の応援するチームの反則には甘く、相手チームの反則には厳しくなる
  • 同じ会社の人のミスは許せても、他社の人のミスには厳しく感じる

なぜ起きる?心理学的なメカニズム

自分が所属する集団(内集団)を評価することは、自己評価やアイデンティティの一部にもつながるため、無意識に内集団を優遇し、外集団には相対的に厳しい評価をしてしまいます。ヘンリー・タジフェルが1970年代に行った「最小条件集団パラダイム」実験では、くじ引きのようなささいな基準で分けられた集団間でさえ、内集団びいきが生じることが示されました。

公認心理師試験でおさえておきたいポイント

社会的アイデンティティ理論(タジフェル)とセットで頻出です。偏見・差別の心理学的基盤を理解する上で重要な概念です。

理解度チェック

Q. 自分の所属する集団を優遇してしまう心理を何という?

A. 内集団ひいきです。

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ABOUT ME
公認心理師ドットコム
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大学教員/公認心理師/臨床心理士/生成AIパスポート/ペンギン本シリーズ(翔泳社)執筆者のひとり。著書に『こころの道具箱 臨床心理学エッセンス203』(KADOKAWA)など。 2017年に、公認心理師を目指す人のための情報サイト「公認心理師ドットコム」を開設しました。これまでは試験対策を中心に発信してきましたが、リニューアルを機に、「心理学をゆるく知る。公認心理師をちゃんと知る。」をテーマにサイトを一新。 心理学用語や心理学者をキャラクターや物語で楽しく紹介する図鑑のほか、公認心理師を目指すための学び、資格取得後の仕事や働き方についての情報をお届けしています。
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