ココロのしわざ図鑑

「社会的促進」とは?人前だとパフォーマンスが上がる心理

gumix
社会・集団系R ★★☆☆

「社会的促進」とは?人前だとパフォーマンスが上がる心理

「社会的促進」の意味をひと言でいうと

他人に見られている状況の方が、単純な作業のパフォーマンスが上がる心理です。

あるある!こんな場面ありませんか?

  • 一人で練習するより、誰かに見てもらいながらの方が早く走れることがある
  • 得意な作業は、人前だとむしろ集中して早くできる
  • スポーツの記録は、観客がいる試合の方が伸びることがある

なぜ起きる?心理学的なメカニズム

他者の存在によって生理的な覚醒水準が高まり、それが単純・習熟した課題では成績向上に、複雑・未習熟な課題ではかえって成績低下(社会的抑制)につながります。ロバート・ザイアンスが1965年に「動因理論」として整理し、課題の難易度によって効果の方向が逆転する点が重要なポイントです。

公認心理師試験でおさえておきたいポイント

社会的手抜きと対になる概念として頻出です。「単純作業か複雑作業か」で結果が変わる点を問われやすいです。

理解度チェック

Q. 他者の存在によって単純作業の成績が上がる現象を何という?

A. 社会的促進です。

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ABOUT ME
公認心理師ドットコム
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大学教員/公認心理師/臨床心理士/生成AIパスポート/ペンギン本シリーズ(翔泳社)執筆者のひとり。著書に『こころの道具箱 臨床心理学エッセンス203』(KADOKAWA)など。 2017年に、公認心理師を目指す人のための情報サイト「公認心理師ドットコム」を開設しました。これまでは試験対策を中心に発信してきましたが、リニューアルを機に、「心理学をゆるく知る。公認心理師をちゃんと知る。」をテーマにサイトを一新。 心理学用語や心理学者をキャラクターや物語で楽しく紹介する図鑑のほか、公認心理師を目指すための学び、資格取得後の仕事や働き方についての情報をお届けしています。
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