認知・判断系R ★★☆☆
「スポットライト効果」とは?自分は見られていると錯覚する心理
「スポットライト効果」の意味をひと言でいうと
実際以上に、自分が周りから注目されていると錯覚する心理です。
あるある!こんな場面ありませんか?
- 髪型を変えた翌日、みんなが見ている気がして落ち着かない
- 服にシミがついただけで、周りの視線が気になって仕方ない
- 人前で言い間違えたことを、何日も引きずってしまう
なぜ起きる?心理学的なメカニズム
自分自身への注目度を、他人が実際に払っている注意よりも過大に見積もってしまう心理です。トーマス・ギロビッチらが1990年代に行った実験(目立つTシャツを着せて教室に入らせる実験など)で、本人の予想よりずっと少ない人数しか気づいていなかったことが示されました。
公認心理師試験でおさえておきたいポイント
自己中心性バイアスの一種として、自己認知や社交不安の背景要因を理解する文脈で出題されることがあります。
理解度チェック
Q. 自分が実際以上に他人から注目されていると錯覚する心理は?
A. スポットライト効果です。
ABOUT ME
大学教員/公認心理師/臨床心理士/生成AIパスポート/ペンギン本シリーズ(翔泳社)執筆者のひとり。著書に『こころの道具箱 臨床心理学エッセンス203』(KADOKAWA)など。
2017年に、公認心理師を目指す人のための情報サイト「公認心理師ドットコム」を開設しました。これまでは試験対策を中心に発信してきましたが、リニューアルを機に、「心理学をゆるく知る。公認心理師をちゃんと知る。」をテーマにサイトを一新。
心理学用語や心理学者をキャラクターや物語で楽しく紹介する図鑑のほか、公認心理師を目指すための学び、資格取得後の仕事や働き方についての情報をお届けしています。